この両式は、ともに瞬時電力を示す項で、しかもsin 又はcos を含んでいるので振動をする項でもある。そして、その平均値はゼロとなり、一端負荷に加えられた電力が、また電源に戻ってくる形になっていて、消費される電力の成分はRI2のみである。
図1・18 交流の電力(2)
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