ハ.同軸コネクタを取り付けるときの注意
1] 外被と誘電体を切断する長さは、コネクタの種類によって相違する。編組や中心導体を傷つけないよう注意する。
2] 中心コンタクトのはんだ付けは、コンタクトの外周にはんだを付け過ぎると、本体に入らなくなる。このとき、熱によって誘電体を溶かさないように注意すること。
3] コネクタを取り付けてから、中心コンタクトが編組とショートしていないことをテスタで点検すること。
4] がい装ケーブルの場合は、コネクタの手前でがい装を切断して、端末結束及びがい装に接地用リード線をはんだ付けして引き出す。
ニ.その他の電子機器用コネクタ類の取付け(例)
レーダーの形式によっては、ケーブル端末に、いわゆる「接栓」を取り付けて機器側の接栓座と結合するような場合がある。
接栓の種類にも丸形や角形、オス形とメス形等の各種がある。
接栓の取付け上の一般的な注意事項は以下のとおりである。