巻線形電動機の場合は、回転子スリップリング間に直流ミリボルト計を接続し、1分間に指針が振れる数nを測定し、これを電源周波数f1からすべりSはつぎの式で求まる。

2・4・9 温度試験
(1) 温度試験一般
温度試験の一般事項は2・2・8で述べたとおりであり、通常、実負荷又は等価負荷をかけて行うが、それらが困難な場合には2・4・9(3)の温度推定法によってもよい。船舶用誘導電動機の温度上昇限度は表2・5・1又は表2・5・2を参照のこと。
温度試験における運転方法について、JEC-37に規定されている連続定格及び短時間定格の実負荷試験法を表2・11に示す。(反復定格については、JEM-1385参照のこと。)