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図表4-41 ハイファ港の港湾貨物の推移

 

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3-3 ハイファ港の概要

ハイファ港では、港長の元に現業部門副港長と総務部門次長がいる。他に財務・外務・法務・開発の各セクションが並列している。(組織図参照)

ハイファ港は本港区とキション港区とから構成されている。本港区の主要業務はコンテナ取り扱いとバルク貨物の荷役および旅客に対する乗降サービスである。キション港区には漁船桟橋、マリンスポーツ桟橋、ドックヤード、化学製品桟橋、コンテナ桟橋および自由貿易区がある。

 

3-4 ハイファ港の港湾施設の所有と荷役形態

ハイファ港の管理運営は基本的に港湾鉄道公社によって行われているが、例外として本港区における穀物埠頭・石油桟橋とキション港区の化学製品桟橋の管理運営は外部の施設利用者が直接行っている。また、本港区にある旅客埠頭では複数の公的機関が共同運営を行っている。

穀物埠頭には、10万トンの貯蔵能力を有するサイロと3基の搬送設備を備えており、Dagon Israel Granaries Companyにより管理運営されている。

石油荷役は港内の石油桟橋と港外のムアリングブイにより行われているが、管理運営はFuel Services Companyにより行われている。

化学製品桟橋は、キション港区の南埠頭に属する施設がGadot Terminal Ltd.により管理運営されている。

 

 

 

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