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(4) Koryo CT

港運会社2社により設立されたUamTerminal会社により運営されるKoryo CTは、KCTAから基礎インフラを借受けるとともに、ガントリークレーンなどの他のインフラを自前で揃えることでオペレーションを行っている。

 

(5) Gadok CT

釜山港では、シャスンデ、シンサンデ及びKang Mangの3CTに加え、24バースを持つ大型ターミナルGadokを2011年にオープンする計画である。同ターミナルの建設、運営については、本格的BT0(Build, Transfer and Operate)システムが採用される。

BTOシステムとは、文字どおり 民間企業が基礎インフラを建設、一度政府に移転した後、その専用使用権があらためて(政府から)建設者に供与されるシステムである。Godak CTのケースでは、50年間の専用使用権が与えられることになるが(既に建設者一社(サムスン)が決定している。

 

○ 参考(光陽港CT)

 

釜山港より160キロ西に位置する光陽港では、釜山港のKang Mang CTをリース契約によりオペレートする4社が98年にも供用を開始すべく建設が進んでいる。

また、2001年には8バース、2011年にはさらに12バースの追加建設が計画されており、最終的には都合24バースがGodak CT同様のBTOシステムにより運営されることになる。

 

 

 

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