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(2) 実施内容

1] 営業走行試験の実施

東京地区、関西地区で共同輸配送を実施している事業者において、CNG車による営業走行試験を3ヶ年に渡って行い、使用実態、走行性能や燃費等の車両性能、燃料充填回数、1充填走行距離等の使い勝手に関する調査を行うもあわせて、共同輸配送での実際の車両使用実態をより詳細に把握するための同乗調査を実施し、共同輸配送にCNG車を導入した時の評価に資する。

2] 排出ガス試験の実施

営業走行試験CNG車のシャシダイナモメータ上での排ガス試験を定期的に行い、低公等性の調査及びCNG車導入による環境改善効果の検討に資する。

3] 共同輸配送の実態調査

共同輸配送事業について、共同輸配送実施前後の集配送の形態を調査し、共同輸配送による経済的効果および環境改善効果の検討に資する。

 

1.3 実施体制

 

学識経験者、運輸省、関係運輸局、関係地方自治体、運送事業者及び関係団体の協力を得て、調査委員会を設置し、さらに営業走行試験を実施する東京地区及び関西地区に地区委員会を設けて調査を行う。実施体制概要を図1-3-1に示した。

 

図1-3-1 実施体制概要

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