目標3：1994年のConcorde/Taurus/Luminaの、インフレ調整済み後の所有者側負担コストを同等に保ちながら、燃料効率を3倍にアップさせる
・PNGV参加者：
クライスラー、フォード、GM、商務省、教育省、環境保護庁、運輸省、国防省、NSF、NASA、300以上の供給業者、大学、中小企業および連邦研究所
1993年：開発候補技術、燃料の洗い出し
1997年：技術の絞り込み完了 コンセプト自動車3台の構想を練る
2000年：技術デモ車 生産プロトタイプ車3台の開発
2004年：プロトタイプ完成
・雇用創出と競争力アップ、排出量削減、エネルギー保存・安全保障など膨大な社会的利益が期待できる
＞David Gardiner 米国環境保護庁補佐
・米政府の新構想
予算7億5000万ドルの「Better America Bonds」計画で95億ドルの効果
燃料効率の高い車両に対する税制優遇措置
気候変動技術構想を通じて、輸送システムの効率改善
地域共同体レベルでの温室効果ガス削減計画に対する予算2億ドルの「Clean Air Partnership Fund」設立
・その他、各種新政策、新規則を策定中
・地方自治体、州レベルの取り組みに連邦政府が援助を強化する
極東
＞香川勉 (社)日本自動車工業会常務理事
・自動車製造部門でのエネルギー保存技術の開発に向けての取り組み
既存の自動車技術の更なる改善と統合
希薄燃焼エンジンの活用
気筒内直接噴射ガソリンエンジンの活用
高性能でクリーンなディーゼルエンジンの導入
・期待できる代替燃料と推進駆動装置
LPG車、天然ガス車、メタノール車、ハイブリッド電気自動車、電気自動車、燃料電池電気自動車
・新技術車の利用度を高める上での三つの障害
走行性能と走行距離の改善に必要な技術の欠如
従来型車に比べて生産コスト、販売価格が高い
代替燃料の供給に必要なインフラの欠如
・財政政策及び具体的な融資措置、自動車税減税、新車購入への助成金付与など、政府側の援助が不可欠
・アジア諸国は技術的にも資金的にも不十分、先進国からの援助が不可欠
