(展示ブースでの入手資料)
ボルボ社が開発したハイブリッドトラックは、積載量は4.6トンであり、日本国内の中型トラッククラスである。ディーゼルエンジンとモーターのシリーズ型ハイブリッドシステムを採用している。シミュレーション計算では、上記のように燃費、NOxとも現行のディーゼル車と比較し大幅に改善可能であるという結果が出ている。
展示ブースにて、車両に関し若干のヒヤリングを行った。
現在、2台のハイブリッドトラックを用い、イエテボリでフリートテストを実施中である。一日あたりの走行距離60〜70kmで、これまで(1998年9月時点)それぞれ約7,800km、10,000km走行したとのことである。燃費は、シミュレーションではベースディーゼル車より良く出ているが、実際のフリートテストでは、ベースディーゼル車より悪いとのことであった。まだ開発中のものであり、車両重量が大きいなどの理由を指摘していた。