内容
目的は、電気自動車の導入を促進する政策作成と技術開発で主導権を得るための電気自動車技術と計画に関する情報収集及び情報交換となっている。日本のNEDOが運営機関となり、活動を展開している。アンケートにより情報を収集し、各国に情報提供している。調査内容は以下の通り。
セクション1:調査データ
セクション2:電気自動車技術プロファイル
セクション3:電気自動車に関する政策およびプログラム
成果物
アネックスの成果は4種類の報告書として発表される。うち作業報告書は、収集データ、年間報告書の3つは参加国のみを対象としているが、概略報告書は一般入手が可能である。
運営機関
名 称:新エネルギー産業技術開発総合機構(NEDO)
担当者:燃料・貯蔵技術開発室主査 塩崎 岩根
所在地:〒170-6029東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 29階
電話:(03)-3987-9433 ファックス:(03)-5992-5233
2.1.2 アネックス2
「環境及び輸送に及ぼす電気自動車の影響評価」
(Assessment of Electric Vehicle Impacts on Energy, the Environment, and Transportation)
参加国
オーストリア、カナダ、ドイツ、オランダ、スイス。(ドイツは96年参加)。運営機関はオランダ。
内容
本アネックスの目的は、電気自動車が輸送体系、エネルギー需要等に及ぼす影響の評価を行うことにある。
成果
アネックス2の調査研究は以下の4項目に焦点が当てられている。
<スプレッドシートモデル>
このモデルは、電気自動車の利用に関連するエネルギー消費および大気中のエミッションを評価するために開発された。得られた結果は、自動車ベースでの比較のみならず、輸送体系全体のシナリオによっても、従来の自動車による影響と比較される。