国連危険物輸送専門家委員会
第15回小委員会議事概要報告
1. 会期、参加国、議題及び議長等
1.1 会期及び開催場所
会期：平成10年6月29日〜7月10日
場所：国連欧州本部(Palais des Nations、ジュネーブ)
1.2 参加国等
1.2.1 国及び国際機関
(1) 委員国：オーストラリア、アルゼンチン,ベルギー、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、イタリー、インド、日本、メキシコ、オランダ、ノールウェー、ポーランド、ロシア連邦、南アフリカ、スペイン、 スウェーデン、英国及び米国
(2) オブザーバー国 ： オーストリア、コンゴ、フィンランド、ポルトガル、 チュジニア、ケニア、チェッコ及びスイス
(3) 国連専門機関及び政府間機関：ILO、OECD、OCTI及びIAEA
(4) 非政府国際機関：CEFIC、CEPE、IEC、EIATA、EIGA、EPTA/TCA、FEA、HMAC、IFDI、ICIBCA、UIC、ISO及びAISE
1.2.2 わが国からの参加者
柴宮義文(運輸省海上技術安全局検査測度課)
清水守(日本有機過酸化物工業会・日本油脂株式会社)
柳本洋佑(日本有機過酸化物工業会・日本油脂株式会社)
八十川 欣勇(国連危険物輸送専門家委員会委員、日本海事検定協会)
1.3 議題の採択及び議長等の選出
1.3.1 議題の採択
第14回小委員会の予定議題(ST/SG/AC.10/C.3/29)は、修正なく採択された。
1.3.2 議長等の選出
第19回委員会において1997/1998年の本小委員会の議長としてMr. S. Benassai(イタリー)が、副議長としてMr. F. Wybenga(米国)がそれぞれ選出されており、この二人が議長及び副議長にそれぞれ就任した。
2. タンク
2.1 MEGCs規定
2.1.1 臨界温度65℃未満の非冷却ガス用コンテナ(MEGCs)の基準に関する検討は、 前回に引き続きW/Gにおいて行われた。 W/GはEIGA提案(98/46)を基礎資料として検討を行い、 一部最終結論が得られなかった事項(例えば、4g衝撃試験要件の必要性)はあるものの規定案の作成を終了した。
