転出者では千葉県以外の都道府県が84.5%と8割を占める。市川市以外の千葉県内が7.6%、市川市内が3.2%である。
市内転居者では千葉県以外の都道府県が77.5%と8割を占める。市川市以外の千葉県内が8.5%、市川市内が8.8%である。
転入、転出、市内転居を比較すると、特に、転入、転出に比べ、市内転居者では市内で生まれた者の割合が高い。
従って、千葉県以外の都道府県で生まれた高齢者が、転入で9割。転出、市内転居で8割を占める。市川市以外の千葉県内が市内転居、転出、転入とも約1割。市川市生まれの高齢者が市内転居で約1割。転出、転入で約3%程度である。(表4-1)
2. 前住地での居住年数
前任地での居住年数が「20年以上」である者が39.2%を占める。次いで「10年から20年未満」の者が20.7%、3年から10年未満の者が19.5%とほとんど同様の割合を占める。「3年未満」の者は14.9%である。
転入者では前任地での居住年数が「20年以上」である者が43.2%を占める。次いで「10年から20年未満」の者が20.8%、3年から10年未満の者が17.9%、「3年未満」の者が14.9%と続く。
転出者では前任地での居住年数が「20年以上」である者が40.8%を占める。次いで「10年から20年未満」の者が21.5%、3年から10年未満の者が16.9%、「3年未満」の者が13.9%と続く。
市内転居者では前任地での居住年数が「20年以上」である者力が33.3%を占める。次いで「3年から10年未満」の者が24.9%を占め、「10年から20年未満」の者が19.6%と続く。「3年未満」の者は16.4%である。
転入、転出、市内転居を比較すると、「20年以上」の者の割合が最も高いのは、転入者で、ついで転出、市内転居の順となる。
従って、転入、転出で前任地に20年以上住んでいた高齢者が約4割、市内転居者で約3割を占める。転入、転出では居住期間が長い順に割合が高いが、市内転居者では「3年から10年未満」の方が「10年から20年未満」よりやや多い。(表4-2)