日本財団 図書館


(7) 航行困難となった場合

 激しい風浪により、航行困難となった場合、船首を風浪に立て微速航行で船体を支えます。又、機関・舵が故障し自力航行不能に陥った場合は、シーアンカーを船首から投入し、船首を風浪に立てます。
 ヨットの場合、セールダウンし、シーアンカーを投入し船体を支えます。

シーアンカーの無い場合の代用

          

※注意事項

? シーアンカーのロープが切断した場合、急激に船体が回頭し危険な状態となります。ロープは十分強度のあるものを使用します。

? シーアンカーのロープは、十分強度のある係船設備を利用し係止します。

? シーアンカーのロープは、出来るだけ船首中央に係止します。舷側のクリート等を利用する場合は、両舷から二本のロープを船首まで導き、船首で一本のシーアンカーロープに接続します。

 

前ページ    目次へ    次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION