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12:20に海岸局からch77で呼び出しがあり、ch86での陸船間の送受信の点検は、「感明良好」で終了した。次は、小艇が海岸局から約1ケーブル遠退く毎に海岸局を呼び出し、どこの地点で送受信が難聴な状態になるかの検査を行なうことになっていたが、これは事情により後日に実施することで本日の私の任務は終了した。  羽田工事水域を通過し、小艇のホームポートである南本牧に向かって航行、扇島シーバース沖合を航行する頃から変化が始まる。ホームポートの陸上クレーンの群層を遠望できる頃には風力5〜6、波浪4、うねり4〜5といった海象となり、私の小艇はジャグジー風呂に浮かぶ石鹸箱のようであった。ようやくホームポートのポンツーンに着桟してからも暫くの間、私の顔には笑みは訪れなった。
 あれは『貴方』の私への復讐だったのか?私は『貴方』に逢う為、あの水域を再び訪れる予定だ。『貴方』は私の小艇を憶えているかね?『貴方』は誰なの?
         (筆者は海上安全指導員安全パトロール艇長)

カジキを釣った!

 会員の柴崎洋一さんが、野島崎沖で釣ったカジキ鮪の写真を送って下さいました。今年からカジキを始められたそうで、ご本人は「小さな・・」と謙遜しておられますが、なんのなんの体長2.2m体重60キロ、しかもお一人で釣り上げたということです。
 三浦三崎は、かって鮪船で賑わいましたが、今は全く元気がありません。三崎に卸す位沢山の釣果を上げて下さい。ご安航を!(柳)

 

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