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「事務局からのお知らせ」
一 平成十年度第一回理事会及び通常総会の開催
平成十年六月十六日一四・○○から、広島市中区「エソール広島」において理事・監事十九名(内委任状提出者二名)
ご来賓として伊藤第六管区海上保安部警備救難部航行安全課長ほか二名の出席のもと平成十年度第一回理事会が開催さ
れ、総会提出議案を審議事務局案どおり承認された。
提出議案
第一号議案 平成九年度事業報告及び収支決算報告に関し、承認を求める件
第二号議案 平成十年度事業計画案及び収支予算案に関し、承認を求める件
第三号議案 社団法人日本船舶振興会補助金申請実施に関する件
・平成十一年度に補助金申請をすること。
・平成十一年度補助金申請にあたり、本年度第二回理事会の議決事項を、総会の議決として取り扱うことについて、予め委任を受ける
こと。
平成十年度通常総会の開催
六月十六日一六・○○から、広島市中区「エソール広島」において、会員三十一名(内委任状提出者七名)ご来賓とし
て陶山高志第六管区海上保安本部長、ほか五名の方々のご臨席をいただき開催され、会長挨拶に引き続き第六管区海上保
安本部長の挨拶(別掲載)をいただきました。
総会において、審議の結果提出議案どおり承認された。
二 平成十年度全国小型船安全協会連絡会議
全国小型船安全協会連絡会議は、プレジャーボート等小型船の事故防止等について、毎年一回会議を開催し各地の情報
を交換し小型船の問題提起、弱い立場の小型船の安全について検討するため、日本海難防止協会が主催するもので、去る
六月四日、東京日本海運倶楽部において、海上保安庁担当官、海難防止協会、日本海洋レジャー安全・振興協会関係者及び
関東、中部、関西・瀬戸内海、九州北部の各小型船安全協会会長並びに実務担当者が出席し開催された。
当瀬戸内海小型船安全協会関係者は、第六管区海上保安本部航行安全課二宮専門官、片山副会長、松川事務局員が出席した。
会議は、(財)日本海難防止協会田島常務理事の主催者挨拶、日本海事財団日下常務理事・海上保安庁警備救難部航行安全課船越課長補佐官の来賓挨拶の後議事に
入った。
主催者挨拶要旨
海上保安庁の要救助海難発生状況では、プレジャーボートの海難が漁船の海難を越えて第一位となった。議題として、小型船安全協会の活動とプレジャーボー
トの海難防止についてかかげているのでおおいに議論していただきたい。
七月には全国海難防止強調運動が実施されるので関係各位にはご協力をお願いしたい。
来賓挨拶要旨
・日下常務理事
海難防止については、小型船舶を抜きにしては考えられない。小型船安全協会には海難防止に多いに寄与していただいている。
本会議は、昭和六十一年から開かれている。各地域から関係者が集い、それぞれの地域活動状況等の問題点を話し合い、各地域での海難防止にご尽力いただければ、財団として協力できるし
財団に対して協力をお願いしたい。
船越課長補佐
年一回の会議であるが、小型船安全協会の問題点、改善策等を討議していただきたい。昨年関東小型船安全協会では、活性化専門委員会が結成された。
その後のプレジャーボートの海難防止について議論したい。プレジャーボートの海難が第一位を占めている。原因は八割が人為的ヒューマンエラーであ
る。海上保安庁としてはプレジャーボートの安全対策を重要課題として捉え、免許取得、舟艇販売、船舶検査時等にパンフレットの配付等を行い安全意識
の高揚を図る。
小型船安全協会のパトロール活動は、安全意識の高揚におおいに寄与している。このような地道な活動の積み重ねが海難防止に繋がるので宜しくお願い
したい。
議 題
1 小型船安全協会の活動について
2 プレジャーボートの海難防止について
3 その他
マリンVHFの普及促進、BANとの共同運営、海上安全指導員の活性化等について活発な意見の交換が行なわれた。
三 第二回四国地区舟艇利用振興対策連絡会議
第二回四国地区舟艇利用振興対策連絡会議が去る七月十日、高松市高松港湾合同庁舎四国運輸局会議室において四国運輸局、第三港湾建設局、四国建設局、第
六管区海上保安本部、高松海上保安部、香川、愛媛、徳島、高知各県、の関係担当官及び四国マーリン事業協会、(社)日本舟艇工業会、(社)マリーナ・ビーチ協会、
日本小型船舶検査機構高松支部、(財)日本船舶職員養成協会四国支部、(財)日本海洋レジャー安全・振興協会四国事務所、(社)関西小型船安全協会・(社)瀬戸内海小型船
安全協会各代表者か出席し開催された。
当協会からは、田村 昭理事一香川県地区小型船安全協会副会長)が出席しました。
会議は、四国運輸局山下次長の挨拶後各議題について説明が行なわれた。
議 題
1四国における船艇関係の状況
2プレジャーボート電話相談の開設について(七月二十一日開設予定)
3舟艇保管に対する取組み状況について
4四国クルージングガイドの作成について
平成十年度通常総会における第六管区海上保安本部長挨拶
平成十年度、瀬戸内海小型船安全協会の総会の開催にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
本日ご出席の皆様には、日頃から各地において、プレジャーボートなど小型船の安全と秩序ある海洋レジャーの普及発展のため、多大なご尽力を賜っており深
く感謝いたしております。
さて、最近の国民の余暇活動の高まりを反映して、海はレクレーションの場として定着しつつあります。特に、第六管区海上保安本部が管轄している瀬戸内海
及び宇和海は、温暖な気候に加え、静穏な海域、島々が織りなす美しい景観を有しており、海洋レジャーの場として大変恵まれた環境にあることから、約6万6
千隻・全国の約16パーセントのプレジャーボート等が在籍しており、漁船の数を2万隻上回っております。いまや管内は、海洋レクリェションやスポーツの海と言
っても過言ではありません。
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