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表 1


 ついで、男女全標本をプールして、因子分析すると、つぎの5つの因子が抽出された。
 1.全身調整力と知的能力の発達
 2.感覚との協応を含む調整力
 3.知的能力の発達
 4.下肢の調整力
 5.手の調整力

 これら5つの調整力要素の経年齢的変化は図1から図3の通りであって、感覚との協応を含む調整力 (coordination including sensory coordination)、下肢の調整力(coordination of lower limbs)、手の調整力(coordination of hands)の 3要素は、年齢の増加にともなう変化はきわめて少なく、4歳時でその成就率は75%かそれ以上あり、9歳で80〜100%となって いる。

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