要 約
富山県庄川町に在住する60歳以上の高齢者を対象にアンケート調査と体力測定を行った。その結果、
1.アンケート調査に回答した328名の内、ほぼ全員が定期的に健康診断を受診し、食生活においてはほとんど好き嫌いを
せず3食摂り、6−7時間の睡眠時間を確保するようにしている。
2.日常生活ではできるだけからだを動かす(各種の身体運動を行う)ように努力している。
3.アンケート調査に回答した58名(男性33名、女性:25名)の高齢者(60歳以上)を対象に体力測定を行った結果、これまで報告
されてきた結果と比較して、閉眼片足立ちと長座位体前屈の成績がよい傾向であった。
4.全身持久性能力(体力)の指標としてのシャトルスタミナウォークの距離は、これまで報告された結果とほぼ同じであった
が、呼気中亜酸化窒素濃度とは有意の関係は認められなかった。
謝 辞
本調査研究を遂行するに当たり庄川町社会福祉協議会村井武一会長、民生委員会杉森清三会長をはじめとする多くの方々
のご支援・ご協力をいただきました。またアンケート調査に回答していただいた方々また被検者として体カテストに参加し
ていただきました多くの高齢者の皆様に対しこの紙面を借りて心からお礼申し上げます。有難うございました。
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