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?B利用業務
 現時点のメニュー構成は、「What's New!!」「各課のページ」「ホームページ作成講座」「サークル情報」「職員ひろば」「Q&Aコーナー」となっており、各課またはサークル単位で職員が自ら作成した情報を発信しています。また平成10年12月からは「ダウンロードサービス」を開始し、ホストコンピュータと連携させることによって各課が必要なホストコンピュータのデータをWeb上から取り込むことができるようになりました。さらに平成11年3月には「庁内業務サービスシステム」の議会答弁書システムと連携させた「答弁書検索システム」も開始し、その後、統計データベース、条例・要綱・要領の検索システム等のサービスも順次展開していく予定です。

5−4 今後の展望

?@イントラネット環境の強化
 今後、イントラネットが行政において十分な役割を果たすためには、その環境作りをしっかりと進めていくことが必要です。本市の場合、通信プロトコルをTCP/IPに統一することによって、イントラネットシステムはもちろんのこと、グループウェアからインターネット、ホストコンピュータの住民サービスに至るまでの情報を、同一の端末で利用することが可能となっています。またその端末数も現在約700台に達し(職員2人に1台)、多くの職員がいつでも使えるよう体制を整えています。
 以上のようなハード面での環境強化に加え、ソフト面での環境強化も重要です。利用する人にとって役に立つ情報をいかに蓄積しているか、さらにどのような形で提供していくかがポイントです。またそれらの情報を作成し、有効に提供していけるよう職員全体のリテラシーを高めることも重要です。そのため、本市では毎年受講者延べ人数2,000人規模のOA研修を行っています。

?A他システム(グループウェア、インターネット)との連携
 これからの情報化は、すべての業務を1つのインフラでおこなうのではなく、それらを効果的に融合して、最も効率のよい手段を選ぶことが求められます。もちろん、イントラネットも例外ではありません。グループウェアやインターネット、さらにはホストコンピュータなどと如何に効率的に組み合わせることができるかを問われるのです。その中でも、インターネットは利用されている技術が同一のものであるため、庁内のWebにある情報をインターネットで市民に提供することができれば、それはもはや庁内だけの情報共有化に留まらず、情報公開を踏まえた市民参加型の大規模な情報システムヘの布石となるのです。

 

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