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4−4 「人にやさしいネットワーク」
 最近は「人にやさしい」がトレンドのようです。「課長さんにも、やさしい」「部長さんにも、やさしい」。そう言うネットワークを創る必要があります。つまり、テレビのチャンネルを回す親近感で、パソコンを触ってもらえる気配りが必要と言うことです。
 生活情報は、新聞や町内回覧板の事例を見るまでもなく、簡単に接すれてこそ、使ってもらえる性格を持っています。だから、「コンピュータを操作する」と言うような意識は大きな障害となります。
 そこで、イントラと言う訳です。イントラ以外の手段で、この「人にやさしいネットワーク」と言う考え方は難しいと思います。ところで、情報には二つの顔があります。見る側と送る側です。見る側は、今まで申し上げましたように、「新鮮・簡単」の法則があると言うことです。
 しかし、送る側も同様で、簡単な操作でなければ、発信者が限定されてしまい、庁内の「生活情報」が発信されないと言うことです。テレビ局のようなものがあって、そこが情報を常に発信してくれる訳ではないと言うことです。
 つまり、庁内のあらゆる部署が情報発信をする訳です。そこでは、情報を送る側も一般職員であり、通常の庁内生活者であると言うことです。それ故、送る側にとっても、全く簡単な操作で発信できるようにすべきであると言うことです。イントラは、それが可能です。
 さて、このようにすると、どうなるかですが、いろいろなレベル・部署から情報が発信され始めます。そうすると、パソコンにはいつも新鮮で有用な情報が載っていますから、庁内全体でテレビのチャンネルを回すように、いつも誰かが番組を見ていることになります。そうすると、ますます、発信件数が多くなる訳で、ここに情報の拡大再生産が発生する訳です。
 「人にやさしい」と言えば、最近、冷蔵庫の扉をパソコンにした試作品も登場しました。指タッチで、レシピからテレビ番組、家庭の医学事典はもちろん、広報や町内回覧板などが、インターネット経由で見れるようになる日はもうすぐそこに来ています。
 お父さんが新聞をめくるように、お母さんがワイドショーを見るように、子供がゲームをやる感覚で、庁内・町内でも、イントラ・インターネット経由で生活情報が流れ始める時代が来ています。

 

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