第6節システムの運用にあたって
今回構築したアプリケーションを実際に運用する手順について、準備段階と稼動中の作業について簡単に説明を行う。
6−1 システム稼動前の準備作業
システムを稼動する前の準備作業として、個人認証を行うための「職員テーブルファイル」や実際に予約対象となる「施設テーブルファイル」の作成が必要となる。
また、イントラネット上にデータやアプリケーションを登録する作業も発生する。今回用いたCGIプログラムを動かすためには、Webサーバソフトの利用環境によっては、環境設定を多少変更する場合もある。
(1)施設情報の整理及びデータファイルの作成
職員の個人認証を行うためのファイルと、対象となる施設の情報を整理して以下のファイルを作成する。
?@職員テーブルファイル
?A大分類ファイル
?B中分類ファイル
?C小分類ファイル
なお、上記以外のファイルは、実際に稼動が始まり、アプリケーションが利用されることにより自動的に作成される。
(2)アプリケーション及びデータの登録
Webサーバヘ、HTMLファイルやCGIプログラム、データファイルを格納するためのディレクトリやファイルのアクセス権の設定を行う。CGIプログラムはWebサーバにインストールする必要があり、インストールの方法はWebサーバにより異なるので注意を要する。
また、担当課のみで利用するアプリケーションは、一般職員へのアクセスを許可しない設定とする。なお、この部分の設定は、担当課の職員だけで実施するのではなく、システム管理者に協力してもらうことが望ましいと思われる。
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