2−3 システムに求められる機能
前述のシステムイメージや前提条件から、システムに必要とされる機能を整理すると、次のとおりである。
(1)抽選を伴う施設の予約
抽選を伴う施設の予約は、各職員が自ら利用する4つの機能と、担当課が利用する一つの機能が必要となる。
?@施設予約機能(職員用)
職員が希望する施設を選択し、「第1希望」、「第2希望」の予約を行う機能である。個人の認証は、予約を行う直前で、「職員番号」と「暗証番号」を入力することとする。
?A予約確認・取り消し機能(職員用)
当該職員の予約状況を確認するための機能であり、現在予約済みの施設の一覧が表示される。また、予約を取り消したい場合には、表示されている一覧の中から該当する施設を選択して、取り消し処理を行うことも可能とする。
なお、予約状況を表示する際には、個人認証が必要となるため「職員番号」と「暗証番号」の入力を必要とする。さらに、予約の取り消しを行う際には誤操作防止のために、もう一度「暗証番号」を入力してもらう。
?B抽選結果表示機能(職員用)
すでに抽選処理を行った施設に対して、抽選による「当選」・「落選」の結果を職員に対して通知する機能である。ここでも、個人認証が必要となるため「職員番号」と「暗証番号」を入力してもらう。
?C予約状況表示機能(職員用)
予約受付を行っている施設の、現在の予約状況(施設の込み具合や申込者数)などを、職員が閲覧するための機能である。なおここでは、誰がどの施設を申し込んでいるかまでは表示しないため、誰でも閲覧できるようにする。
?D抽選機能(担当課用)
申込期間が過ぎた施設に対して、利用者の抽選を行う機能である。
なお、ここでの抽選結果は、抽選結果表示機能へ反映させる。
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