第3節 研究の概要
1 イントラネットとは(第1章)
ここでは、イントラネットの仕組みや構成要素などについて述べるとともに、イントラネットとグループウェアソフトの関係について、その違いや今後の方向性について取りまとめる。
1−1 イントラネットの概要(第1章第1節)
イントラネットとは、インターネット技術を利用した、庁内専用のプライベートなネットワークといえる。
そのため、Webブラウザによる簡単な操作で利用することができ、また、インターネットとも容易に接続が可能であるが、その反面、セキュリティに対しては留意する必要がある。
1−2 イントラネットとグループウェアソフト(第1章第2節)
イントラネットとグループウェアソフトを利用したネットワークを比較した場合、オープン性や費用面などに違いが見受けられる。
しかし最近では、グループウェアソフトもWebブラウザに対応するなど、両者の線引きは難しい状況にある。
2 イントラネット上でのアプリケーション構築手法(第2章)
ここでは、イントラネット上でアプリケーションを構築する際の関連技術や、アプリケーションの開発手順について述べる。
2−1 アプリケーション構築時における関連技術(第2章第1節)
イントラネットの初期の利用形態は、固定された情報(静的コンテンツ)を閲覧するという単純なものであった。しかし、利用者の要求によって異なる情報(動的コンテンツ)を生成するためにCGIが用意された。
なお現在は、処理の高速化を図るために、様々なツールやプラットホームが発表されている。
2−2 アプリケーションの開発手法(第2章第2節)
アプリケーションを開発する場合は、とりあえずプロトタイプを作成してから、利用者の評価を加え、改良を繰り返すという手法を採る。このため、利用者が開発に参加する機会が今まで以上に多くなる。
なお、開発手順については確立されているとはいえないが、改良を繰り返すためにも、ある程度柔軟性を持った計画を立てる必要がある。
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