3)星座教室
「ふじ丸」は晴海埠頭を出航後、伊豆諸島に沿って南下、鳥島や孀婦岩(そうふがん)を経て小笠原沖を通過し、3日の昼には硫黄島にさしかかります。
そして南硫黄島を越えるとあとはグアムまで大きな島影を見ることなく航行する予定です。
その夜(天候が良ければ)実施される研修が「星座教室」であり、既にその時間帯には「ふじ丸」は日本の領海を出ていることでしょう。従って、皆さんは日本以外の場所から普段見慣れない「星座」を見ることになります。
陸上では周囲の明かりによって、星が見えにくくなっていますが、海上の、しかも周囲に何もない大海原で、きっと皆さんは天然のプラネタリウムを体験することができるでしょう。
?場 所 : スポーツデッキ
?担 当 : 「ふじ丸」航海士 ( さん)
?注意事項 : ア)寒さが予想されるので、防寒衣を必ず着用する。
イ)夜間のデッキは危険が伴うので、特に私語は慎み、説明や注意を良く聞く。
ウ)カメラの持ち込みは厳禁です。
(通常のカメラでは「星」が撮影できないだけでなく、ストロボによって「目」を傷める恐れがあります)
〈集合までの手順>
○放送の誘導を合図に、「班長」の部屋の前に「夜の点呼」の要領で整列する。
(この時、班長・副班長は人員と服装などを確認し、班員を静かに待たせる)
欠席者がいない場合:私語をさせずにその場に座らせる。
欠席者がいる場合:巡回中の指導員に欠席者の状況を報告し、その指導員の指示に従う。
○放送または巡回中の指導員の合図により、スポーツデッキへ移動する。
(各組のリーダーは、スポーツデッキで待機しています)
○「朝のつどい」の要領で整列し、班員の状況をリーダーに報告する。
前ページ 目次へ 次ページ