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2)洋上慰霊祭

 第二次世界大戦の激戦地の一つとなり、日米多くの戦死者を出した硫黄島米軍の死傷者は25,851人、日本死傷者は19,900人といわれ、戦後50年以上たった今でも、その島内・海域には何万という英霊が眠っているといわれています。
 8月3日、「ふじ丸」の硫黄島沖通過にあわせて「洋上慰霊祭」を執り行いますが、私たちは今の平和が、多くの尊い命の上に成り立っていることを改めて心に刻まなくてはなりません。

―実施の流れ―

?8月3日の9:30からパシフィックホールにおいて「慰霊祭にむけて」というテーマで第二次世界大戦や硫黄島にまつわるビデオを見ます。ここでは、なぜ「洋上慰霊祭を行うのか」について一人ひとりが考えてみましょう。

?休憩をはさんで10:30に全員がスポーツデッキに再集合します。この時、硫黄島を正面に見る方向に各班一列で整列(朝のつどいに準じる)した後、導師の誘導により

  ア) 焼香(船長、団長、講師、団員代表ほか)

  イ) 慰霊の言葉(船長、団員代表ほか)

  ウ) 献花(船長、団長、講師、団員代表ほか)の順に式が進行します。

  エ) 全員で1分間の黙とうをささげ、慰霊祭を終了します。

 

 

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