第7回世界相撲選手権大会が盛大に開催されますことを心よりお喜び申し上げますとともに、世界32ヵ国・地域から参加される選手ならびに役員の皆様方を心から歓迎申し上げます。
相撲は、礼節を重んじ、心・枝・体の練磨を通じて真の人間形成を目指す武道のひとつとして日本の風土に密着、独特の発達を遂げてまいりました。
わが国の文化遺産であり、国技ともいわれる相撲が、今日では海外にまで広く普及され、近代スポーツのひとつとして密着しつつあるということは、我々日本スポーツ界の関係者にとっては大変喜ばしいことであり、相撲のより一層の興隆発展に繋がることと期待するものであります。
今大会に参加される選手の皆様には、日頃鍛えられた技を充分に発揮され、正々堂々と全力で競技されるとともに、世界各国との友好・親善により一層寄与されることを期待しております。
終わりに、本大会の開催に向けてご尽力された関係者の皆様方に心から敬意を表しますとともに、大会の成功を祈念し挨拶の言葉とさせて頂きます。
