自然保護と環境行政の方向
鹿野久男・環境庁審議官(自然保護担当)
1 これまでの自然環境保全行政の動き
・環境問題の顕在化
高度成長、観光開発、過疎・過密
公害問題・自然破壊、
・環境庁の発足
尾瀬道路・富士スバルライン、企業公害
反対運動、告発
・多様化する環境問題
地球環境(酸性雨、熱帯林)、条約、貴重種、里山
規制行政の行き詰まり、住民参加
・環境基本法の制定
UNCED、国際的動きへの対応
環境基本計画 キーワード・・・共生、循環、参加、国際
2 現在の動き
・行政全体 地方分権、行政改革
・目下の懸案 温暖化、環境ホルモン、アセス法
生物多様性、自然とのふれあい=環境教育
(相互に関連・・・縦割りでは対応不可)
3 新たな展開の方向
・目 標 新しいライフスタイル、共生・保金型社会の構築
・横 軸 情報、環境影響評価、参加、環境教育
・縦 軸 生物多様性、温暖化
・環境省
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