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(10)−1.繁殖犬の飼育管理の方法
1.すべての繁殖犬を施設内で飼育    … なし
2.すべて繁殖ボランティアに飼育を委託 … 5施設
3.一部を繁殖ボランティアに飼育を委託 … 1施設
4.一部を施設内で飼育         … 2施設
(10)−2.出産の方法
1.すべて施設内で出産       … なし
2.すべて繁殖ボランティア宅で出産 … 3施設
3.一部繁殖ボランティア宅で出産  … 2施設
4.一部を施設内で出産       … 3施設
(11)繁殖上、抱えている問題
施設タ. 種雄の確保、台雌は非常に満足する性質の犬を多数所有しているが、輸入した雄の性質が今一つである。
施設チ. 全体的に優れた繁殖犬がいない。外部からの導入もあたりはずれが多い。
施設ツ. 盲導犬に適した種雄、台雌の入手が難しい
施設テ. 種犬の雄と雌の組合わせを毎回配慮して交配している。両親が同じ場合でも、A胎とB胎のできが違うということがあり、遺伝子の神秘性を解明できない難しさを感じる。
施設ト. 繁殖犬が少ない状況にある。施設が狭いので繁殖ボランティアの方向を検討。
施設ナ. 質の良い犬の不足。系統繁殖のため交配の相手方の選択肢が限定される。受胎率を上げたい。人工授精の技法の活用。
施設ニ. 安定的な繁殖が確立していない。最低でも有用な雄犬5頭、雌6〜7頭の繁殖犬が必要である。
施設ヌ. 質の良い訓練犬をコンスタントに充足するための優秀な繁殖犬の確保。




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