「ウエルフェア」
聴導犬
耳の不自由な人を助ける「聴導犬」を育てる運動が各地で起こり、障害者を支える新しい福祉犬として期待されています。
「聴導犬」とは、耳の不自由な人のために来客や呼び鈴、電話(ファックス)のベル、目覚まし時計のアラーム、なべやヤカンのお湯の沸騰など生活の中の音を聞き取り、しっぽを振ったり飛びついたりして伝える福祉犬のこと。盲導犬と違い、屋内での活躍が多いのが特徴です。
本場アメリカでは、1976年耳の不自由な娘を独り立ちさせるため両親が愛犬の介助トレーニングをしたことから始まり、今では約20団体が2000頭以上を育成しています。