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それによると、総じて評価は高い。とりわけ、耐震性、用地不要、可動性については、8割が評価するとしており、評価はきわめて高い。

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(3)障害となりそうな点

一方、気にかかる点としては、漁業関係者との調整、台風等の被害を挙げるものが多い。

漁業関係者との調整は、浮体式海洋構造物に特有のものではなく、埋め立て等による海域利用には付き物であるため、特にメガフロート採用に伴う問題とは言えない。

これらの点については「メガフロート部会」でも意見が出されたほか、行政関係者からは漁業補償がネックとなるという意見が多い。

市町村へのアンケート結果からは、海上域に都市的施設を設置する可能性については、メガフロート工法の特長を認めつつも、当面は実績の積み重ねが必要で、設置検討には将来の課題とするものが多い。(超大型のものについては)技術的に確立されつつあるものの、あくまでも「実験」に止まり、現実の利用実績がないため、当面採用は困難としたものとみられる。

 

 

 

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