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5. 兵庫県の中小造船業ビジョンの妥当性検討(ケーススタディ)

兵庫県の中小造船業のビジョンの5つの類型の評価や問題点を明らかにするためにケーススタディを行った。ケーススタディの対象事業者は、過去に積極的に共同化を目指したり、既に技術特化、特定船種特化、多角化等を実施している、兵庫県の中小造船事業者の中でも先進的な事業者数社に対して実施したものであり、必ずしも兵庫県の中小造船業の現況を網羅したものでない。ケーススタディの結果、各類型は兵庫県の中小造船事業者に適合すると評価できるが、実現にあたっては克服するべき障壁の多いことも明らかとなった。

 

<ケーススタディのチェックポイント>

・それぞれの類型のメリットは何か

・それぞれの類型にもっとも適合する造船業の業態や特性とはどんなものか

・それぞれの類型を達成するにあたっての問題点は何か

・それぞれの類型の達成にあたって・行政等からの望ましい支援とはどんなものか

 

ケーススタディの結果に基づいてビジョンの類型の妥当性等を整理すると以下のとおりである。

 

 

 

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