日本財団 図書館


5・2 ブロック組立

5・2・1 平板シングルブロック

 

?@板は4周仕上げで受け取り、差し越し線・基準線などを使用して端部を確認しながら板継作業を行う(図5・2・1・?@)。対角線の確認は特に必要ではない、大型造船所でロンジ先付け工法を採用している所は対角線のチェックをしたくても出来ないのが実情でありこれで問題なく建造されている。

022-1.gif

 

022-2.gif

 

?A骨材も両端仕上げで受け取り、差し越し線・基準線などを使用して取り付ける。特にブロック継ぎ手部で皮材と骨材の溶接開先GAP量が異なる時は部材相互の端部合わせではなく差し越し線を合わせる必要がある。

 

022-3.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION