管理体制
・入港船舶の荷役障害等を全て記録している。
・去年、港内1ヶ所に超音波式波高計を設置し、波浪・長周期波の観測を行った。
・今年、港外1ヶ所に超音波式波高計と港内4ヶ所に水圧式潮位計を設置し、観測を行っている。
長周期波対策
・去年、港内1地点で波浪・長周期波の観測を行い、荷役障害と長周期波の関連を明らかにすると共に、数値シミュレーションにより、長周期波の侵入・増幅をおさえる防波堤配置案を検討し、日本で初めて長周期波対策の防波堤を港湾計画の改訂に反映した。
・今年、去年の課題となっていた港外1地点、港内4地点という多点で長周期波の観測を行い長周期波の港外と港内の関係を調べ、またシミュレーションモデルの再現性の検討を行っている。
・今年、九州大学の協力を得てビデオによる船舶動揺観測を行い、波浪、長周期波と船舶動揺の関係について解析を行っている。