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(5) システムとしての機能性を高める

本ユニットは様々な機器で構成されることが予想される。これら現状で既に確立されている技術に基づく機器類を、システムとして如何に組み合わせて求める機能を実現するかが重要である。

 

上記にあげたような評価基準で、各調査ユニット概念案に対して技術的評価を行った。

その結果を別紙7-2-1の表に示す。

 

7.3 経済性向上の概略評価

 

ここでは、調査ユニットを実用化する上で重要な課題である経済性の評価基準を下記のように作成した。

ここでは、構成機器のコスト、平常時の活用(経済効果)および運用面も含めて評価することとした。

 

(1) 平常時における経済効果

本ユニットは平常時にも有効に活用できる機能を持つ事が重要である。各概念案に対して平常時に如何に機能し、それによってどの様な経済効果があるのかを評価する。

 

(2) 研究予算とのかねあい

本研究においてユニットの実用化を実現するためには、研究予算を有効に活用し、なおかつその枠内で具体的な成果を出すことが求められる。そこで、試作を念頭に置いて、各案の実現に必要な費用について評価を行う。

 

(3) 構成機器のコスト

本システムを構成する機器のコストは安いに越したことはない。そこで、各案を構成する機器に対して、残された期間で開発要素も考慮に入れた上で評価を行う。

 

(4) 運用・維持費用

本システムの運用形態は、今後検討していく必要のある重要な課題であるが、ユニットのコストに影響される部分が少なくない。また、本ユニットを有効に活用してもらうためには、そのメンテナンス費用も重要な課題である。そこで、ある程度の運用形態を予想し、システムの維持費も考慮した評価を行う。

 

(5) 社会的ニーズに対する対応

現在港湾施設・水域の調査を取り巻く状況は、経験のある潜水士の高齢化の問題や、潜水士不足、作業の効率化・コストダウンの要請と、厳しくなる一方である。また、非常時の検査作業を考えた場合に、本ユニットによる作業の合理化もさることながら、作業者の安全性に寄与する部分は大きい。

 

上記にあげたような観点で、各調査ユニット概念案に対して経済的評価を行った。その結果を別紙7-3-1の表に示す。

 

 

 

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