日本財団 図書館


3.3 第二次ヒアリング調査結果

 

3.3.1 概要

 

調査ユニットの概念および評価の検討を行う上で参考とするべく、以下のシステムに対してヒアリング調査を行った。

●写真計測システム

●ブロック据付出来形計測機(測量調査ロボット)

●リアルタイム高密度水中施工管理システム

●港湾構造物検査装置

 

3.3.2 調査内容

 

(1) 画像計測システム

災害時等に使用される調査ユニットの概念として、構造物の位置データを取得することによって立体モデルをPC上に表示し、災害時にはその変位がどの程度であるのかを重ね合わせて見ることができるシステムを検討中である。

位置データの取得方法として、水中部ではソナーを用いて行い、気中部はDigital Cameraの画像を基にした画像計測を行う事を検討している。

そこで、画像計測の調査を行うために航空測量会社を訪問し、画像計測技術についての説明を受けた。

現在では航空写真に関する仕事よりも、デジタルマップの作成等のコンサルタント業務が主流になりつつあり、某自動車会社のカーナビゲエションに使われる地図データの作成等も行っているとのことであった。

航空機写真に使用するフィルムは23cm×23cmの大型で、かつ巻きが長いため専用の現像装置や焼き付け装置などを所有している。

航空写真による測量を行うためには、連続する2枚の写真が60%(以上)重なっていることが必要であり、2枚の写真を重ねて立体視することにより、測量を行う。

航空機の写真は高い解像度が必要とされるため、デジタルカメラなどはいまだに用いられていないが、撮影したフィルムに関しては、ロータリースキャナーで読みとり、デジタル化を行っている。(マッキントッシュとMOを用いている)1つの画像が240MBのMO1枚程度になり、420MBのメモリーを積んだマックでもハンドリングが大変だとのことであった。

撮影された航空機写真は、2枚をそれぞれ自由に動く板に固定し、ある一点(建物の角など)に注目して、前後、左右、高度、ねじれをあわせて計測を行う。(このときレンズを通して2枚の写真を覗き見るが、これが会わせ絵の役割を果たし、立体図となる)現在の機械はコンピュータ制御になっている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION