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台風

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台風の中心は風を背にして左手を斜め前に伸ばした方向

錨泊時の注意

1.喫水を深くして船首の振れ回りを小さくすること

船首が深い方がよい

2.荒天準備をしっかりする

3.走錨と錨鎖の切断の予防につとめる

投錨時に錨をよくかきこませる

錨鎖を長く入れる

錨鎖の張り具合をよくみて機関をうまく使う

錨鎖の摩擦を防ぐため、ときどき伸ばす

4.見張りにつとめる

流れてくる他船や漂流物に注意する

5.転錨、捨錨の用意をしておく

温帯低気圧

低気圧に顕著な寒冷前線や温暖前線を伴う場合には、前線の通過に際して風向が急変し、突風が起るから注意を要します。

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土用波

夏の土用(7月20日ごろから始まる)のころ、日本の外洋に面する海岸に打寄せて来る大波を昔から土用波と称して警戒してきました。土用波は8月・9月の台風最盛期に多く、被害があります。

 

 

 

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