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(6)上記と逆の順序でCRTを指示器に入れ、取り付ける。

 

注意

新品のCRTと旧品の寸法が違うと、偏向コイルとCRTの間隔が変わる。この場合は偏向コイルの位置を調整する。偏向コイルの前後位置はコイルを保持している円形の金具の中央にある一本のねじを緩めて動かす。上下左右は指示器フレーム(上下のイモノ)に止めているねじを緩めて調整する。(図7・15参照)

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(7)CRTの保管

衝撃を与えないよう、指定の箱に収納する。螢光面、すなわち、CRTの表示面が下になるように保管する。これは振動等によって螢光剤がはがれるのを防ぐためである。また、強磁性体の近くに置かないこと。これはCRTの材料に磁化されるものが使われていると、一部が磁化され、画面にひずみを発生する原因になるからである。

なお、湿度の高い所も避けること。

 

7・3・5 ヒューズの交換

 

レーダーの主要回路はヒューズにより保護されている。ヒューズは機内の故障により溶断するようになっているが、ヒューズを変換する場合には、次のことに注意すること。

 

注意

1. 溶断した原因を調べること。

2. 定格のヒューズを入れること。

 

 

 

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