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(3)試験結果

試験結果を表3-3-4、図3-3-5及び図3-3-6に示す。なお、図中の深度は砂利表面から試料を切り出した深度を示している。原油添加量を0.63g/カラム(1?当たり0.5kg)及び1.25g/カラム(1?当たり1kg)の2つに区分して実施し、添加量による影響も確認した。

この結果、試験開始から16日後、油の約90%が表層から約6cmの深さから回収されている。また、これは原油の添加量を変化させても深度方向の分布に大きな差は見られなかった。また、試験開始4日後で深度方向の分布は定常的になっているようである。

試験(その1)の試験結果においても油の約70%近くが表層から6cmの深さから回収されており、油の大部分は6cmの深さまで浸透するものと思われる。

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