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従って、学校は末端での作業に対して支援を必要とする。環境と開発に関する措置とプログラムを修正できるように研究開発作業を継続的に推進し、常に最善の措置が適用されるようにしなければならない。そのためにも、環境教育が学校、その協力者や生徒たちに対する改革要素としてどのように機能するかを明確にする必要がある。

国連の目標を学校活動の自然な一部にするには、学校がその発展を常に継続する必要がある。

末端レベルでのプランニングの不足は「環境と開発」に関する教育の問題点になる可能性を有している。従って、この点については、学校の統率陣が責任を負うようにすべきである。

 

o 措置分野

どのような措置が「環境と開発」に関する訓練を学校の正規の活動と一体化させるように仕向けられるかを、中央レベルで開始されたプログラムと末端レベルで開発されたプログラムの両方を使って明らかにする予定である。

環境テーマは研究作業で最優先される。「環境と開発」が総合大学と単科大学の授業カリキュラムの中で重要な位置を占めるようにして、一般国民、特に教員たちが広範囲なコンビテンスを獲得するようにすべきである。また、研究仲介のために特別な戦略が開発される。研究資金を申請する場合は、研究者がその研究結果を一般国民、特に教員にどのように開示するかを示す計画を添付しなければならない。

学校は研究プログラムから得た結果を一般に開示するのを助けることができる。これは、学校と研究機関が互いに協力することにより行うことができる。

 

o責任分担

KUFは、改革の実施に関係する分野における中央管理された研究開発作業の必要性の評価を継続する予定である。KUFはその結果を公表し、これまでの経験に基づく措置を実施する。

SU-officesは中央管理された研究開発作業を通じて得た結果と経験についてコミューンに知らせ、指導する。

一定のローカル問題の調査と解明については、末端レベルの機関が責任を負う。学校は(教員と生徒の協力に基づき)環境訓練で取り上げるべき問題を選択して、ローカル・プロジェクトのプランニングを行う。ローカル・プロジェクトは、学校の授業計画に組み込まれねばならない。

学年ごとに環境教育計画が作成され、それに基づき授業が進められる。

 

他の機関との協力

 

o部分目標

「環境と開発」に関連する訓練と研究を行うために、学校、外部の行政機関、ボランティアー組織との協力を密接に行い、周囲 をそれに関与させる。

 

 

 

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