たりして、自船の操船によるすべての追尾物標に対する影響を模擬表示できなければならない。この模擬表示は該当するシンボル*で表示面上に示されなければならない。
3.7.2 操作手引書は、もしあるならば自船の操縦特性の模擬を含め、採られる試航操船技術の基礎となっている原則の説明を含めなければならない。
3.7.3 いかなるときでも、試航操船の解消ができなければならない。
3.8 確 度
3.8.1 ARPAは付録2に定義する4種類のシナリオについて3.8.2及び3.8.3に示す確度を下回るものであってはならない。付録3に規定するセンサー誤差のもとで、これらのシナリオの値は±10度の横揺れの環境条件において、最良なものとして得られる手動プロットの性能に関するものである。
3.8.2 ARPAは、1の物標の相対運動の傾向を安定して追尾した後、1分以内に、下記の確度値(95%確率値)で物標の相対運動傾向を示さなければならない。