ブール代数の説明は本章では省略する。
3・6・1 ゲート回路
(1) AND,OR,回路
表3・1に二つの入力と一つの出力がある場合のAND,OR回路の説明をまとめて示してある。
いま,AND,ORで入力が二つある場合について説明したが,入力が二つ以上あっても同じことがいえる。多入力の場合の論理記号は図3・42のように表す。
(2) NOT回路
図3・43(A)で入力が(+)電位のときTRがONとなり,出力は(0)電位となる。また,入力が(-)電位のときはTRはOFFとなり,出力は(+)電位(+V)となる。
図3・43(B)でも入力が(+)電位のときTRがOFFとなり,出力は(-)電位(-V)となり,入力が(-)電位のときTRはONとなり,出力は(0)電位となる。