例えば、半波ダイポール空中線の実効面積を求めてみる。 実行長leはλ/π〔m〕、内部抵抗はRin=73.13〔Ω〕であり、到来電波の電界強度をE〔V/m〕とすると、電力密度PはE2120π〔W/m〕であるので、受信最大有効電力PRは
例えば、半波ダイポール空中線の実効面積を求めてみる。
実行長leはλ/π〔m〕、内部抵抗はRin=73.13〔Ω〕であり、到来電波の電界強度をE〔V/m〕とすると、電力密度PはE2120π〔W/m〕であるので、受信最大有効電力PRは
となり、したがって、
を計算すると、 Ae=0.13λ2〔m2〕 (8・18) となる。 図8・9に示すように、空中線を囲んでほぼ(λ/2×λ/4)の面積である。すなわち、半波ダイポール空中線のように実際の面積はなくても、見掛け上のλ/2×λ/4の面積を持っていることと等価であり、この面積内に到来したエネルギーが負荷に供給される。
を計算すると、
Ae=0.13λ2〔m2〕 (8・18)
となる。
図8・9に示すように、空中線を囲んでほぼ(λ/2×λ/4)の面積である。すなわち、半波ダイポール空中線のように実際の面積はなくても、見掛け上のλ/2×λ/4の面積を持っていることと等価であり、この面積内に到来したエネルギーが負荷に供給される。
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