ここにRf1=FR+Rf
このときOF1を界磁抵抗線といい,無負荷飽和曲線の直線部分に重なる直線OF5に対する界磁回路の抵抗を臨界抵抗という。この値を超える電圧の発生は行われない。外部特性は次のようにして測定する。FRによりほぼ定格電圧に合わせ,徐々に負荷電流を増加し,定格電流になったら端子電圧及び速度も定格値に合わせる。次にFRを固定し,負荷電流をいったん約125%に増大し,その点から端子電圧を測定しながら徐々に負荷を減少し無負荷に至らしめる。各負荷での回転速度を定格値とすれば発電機単独の外部特性を得る。測定した電圧を負荷電流に対してプロットし,図2・29の特性を得る。電圧変動率は次の式により求める。