無線用蓄電池の容量計算についての一例を<表10.2.3>に示す。非常電源からVHFデジタル選択呼出し装置などに給電できる場合とそうでない場合とで給電時間が異なる。 <表10.2.3>の計算では、蓄電池容量は38Ahであるが、1時間率放電の場合には10時間率放電の50%容量となるため、10時間率換算では最低で76Ahが必要になる。更に、ここでは蓄電池の劣化などを考慮して150Ahとしている。
無線用蓄電池の容量計算についての一例を<表10.2.3>に示す。非常電源からVHFデジタル選択呼出し装置などに給電できる場合とそうでない場合とで給電時間が異なる。
<表10.2.3>の計算では、蓄電池容量は38Ahであるが、1時間率放電の場合には10時間率放電の50%容量となるため、10時間率換算では最低で76Ahが必要になる。更に、ここでは蓄電池の劣化などを考慮して150Ahとしている。
10.2.3 電路系統図 造船所によって区分などが異なるが、一般に次のように分類して作成する。 (a)主電路系統図(電源装置・動力装置を含む) (b)照明装置電路系統図 (c)船内通信装置電路系統図 (d)航海装置電路系統図 (e)無線装置電路系統図 (f)計測制御装置電路系統図 (d)火災警報装置電路系統図 電路系統図には、装備されるすべての機器の装備場所と員数、機器間を接続する電線の種類、電源の種類、遮断器の設定値など電装
10.2.3 電路系統図
造船所によって区分などが異なるが、一般に次のように分類して作成する。
(a)主電路系統図(電源装置・動力装置を含む)
(b)照明装置電路系統図
(c)船内通信装置電路系統図
(d)航海装置電路系統図
(e)無線装置電路系統図
(f)計測制御装置電路系統図
(d)火災警報装置電路系統図
電路系統図には、装備されるすべての機器の装備場所と員数、機器間を接続する電線の種類、電源の種類、遮断器の設定値など電装
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