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これらはGMDSS船上統合通信システムと呼ばれ、これからのGMDSS通信に最も適したもので、すべての無線装置の遭難、安全及び一般通信が可能である。

IRCSの構成の一例を<図8.3.5>に示す。

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(5)主機等監視

主機、発電機、ボイラー、荷役装置、補機などの状況監視及び記録を行う。

(6)主機推進制御等

主機回転数制御やCPP翼角制御、スラスター制御などを行う。テレグラフと連動して回転数、翼角をワンハンドルで制御し、所要の速力を得る。

(7)ジョイスティックコントロール

スラスター、CPP、舵の複雑な操作を意識せずに、ワンハンドルで希望する船体運動を操作する。

主機関連制御用(上記(5)〜(7))パネルの一例を<図8.3.6>に示す。

 

 

 

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