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制御・表示盤は、操舵室、火災制御室、機関制御室などに設けられ、探知器が作動した場合に、火災の発生及びその位置を探知区域ごと(*)に自動的に表示し、警報を発するような機能を備えている。

(*)火災場所の表示は、早期発見と処置の観点からすると、探知器ごとにするのが理想的であるが、大型船の場合、装備する探知器の数が多くなり表示盤が大型になることや発見に手間取ることなどから、これまでは、探知器をグループ化し探知区域ごとに表示を行なっていた。しかしながら、近年、電子機器の発展により、コンピュータの使用により小型化され、探知器ごとに表示できるような装置も製品化されている。

 

 

 

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