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-2.電子ホーンは、発信音を電子回路により増幅し、スピーカから強力音を発生する警報音発生器で、従来から船内の信号や警報発生器として使われてきたベルやブザーなどに代わって、機関室など騒音の大きい場所で使用される。

なお、信号の種類は、連続、断続、高低音交互断続の3種類がある。

-3.拡声器は、一般にバッテリー式メガホンが使用されている。なお、船内(操船)指令装置については、6.2を参照のこと。

 

6.1.2 システム構成

汽笛警報システムの構成の一例を<図6.1.1>に、汽笛及び電子ホーン(JISF 8504-84)の外形の一例を<図6.1.2>に示す。

141-1.gif

 

6.1.3 装備場所

大型船の汽笛の装備場所の一例を示すと次のとおりである。

(a)制御装置(タイムコントローラ):船橋(コンノール)

(b)手動吹鳴ボタン:船橋前壁、両ウイング

(c)エア(ピストン)ホーン:前方マスト、レーダマスト

 

 

 

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