5.4.3 装備場所
(1)船上装置
(a)HF空中線から5m以上離すこと。
(b)VHF、SAT-NAVの空中線から4m以上離すこと。
(c)マグネットコンパスから3m以上離すこと。
(d)レーダー空中線の回転領域を避けること。
(e)煙突からの熱や煙及び多量のほこりを避けること。
(f)厳しい振動や衝撃を避けること。
(2)空中線
指向性空中線(インマルサットA及びB)は、仰角-5度から90度までの範囲にシャドウセクターが6度を超える障害物がない位置を選ぶこと。
無指向性空中線(インマルサットC)は、船首及び船尾方向において仰角-5度から90度まで、更に両舷において仰角一15度から90度までの範囲にシャドウセクターが2度を超える障害物がない位置を選ぶこと
(3)船内装置
HF空中線フィダーから2.5m以上離すこと。
(参考)
国際通信用ファクシミリは、次のように分類される。