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3.18 水晶時計

 

3.18.1 概説

水晶時計は、水晶発振回路が安定度の高い高周波を発生できる性質を利用したもので、数メガヘルツの高周波信号を発生させ、それを数万分の1に分周して60Hzの信号を取り出し、その信号で同期モータを駆動させて秒針を1分間に1回転させ、これを基準に分針及び時針を回転させて時刻を表示させるものである。

標準的な水晶発信周波数は4,915,200kHzで、これを81,920分周して60Hzを取り出す。精度は日差±0.1秒以内である。

親時計は、水晶時計の心臓部分である水晶発信回路と分周回路、同期モータを駆動するために必要な電力増幅回路、30秒の有極信号

 

 

 

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