ったと想定した場合に、危険物標に対して状況がどのように変化するかを、実際に操船する前にシミュレーションして確認する機能で、シミュレーション結果は、表示画面上にベクトルや数値(CPA、TCPA)で表示される。
模擬操船シミュレーション表示の一例を<図3.3.3>に示す。この図において、左の追尾定常状態の画面では、対象物標のベクトルがMIN CPAリングを横切っており、危険物標(△)であることを示しているが、シミュレーション後の表示を示す右の模擬操船状態の画面では、対象物標の相対速度ベクトルが変化し、MIN CPAリングに接触せず、安全物標(○)となることを示している。