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2. ウォーターフロント利用

 

大阪港は、大阪平野を貫流する淀川が大阪湾に注ぐ大デルタ地帯の西部に位置し、北は尼崎市、南は堺市に接しており、波静かな大阪湾の中心にある。また、大阪港は特定重要港湾として位置付けられ、大阪市が港湾管理者として下記の区域を管理、計画している。

 

(1)地区別利用計画

将来の整備の中心となっている咲洲(南港)埋め立ても完了まじかで、大阪港の開発、再開発が進んでいる。

 

北港北地区「舞洲」 : スポーツアイランド、アリーナ、野球場。(一部工事中)

北港南地区「夢洲」 : 都市再開発用地。(工事中)

南港地区「咲洲」 : コンテナ、ライナー、フェリー、食品、長距離定航各埠頭及び国際貿易ゾーン。

(平成7年3月31日現在)

 

阪神・淡路大震災の教訓を踏まえつつ、大規模地震が発生した場合において、物資の緊急輸送および住民の避難に供するとともに、中枢国際港湾として背後の経済活動を維持するために必要な物流機能を確保するため、耐震性の高い港湾施設の充実を図っている。

 

大規模地震対策施設計画

 

新島地区 水深15m 岸壁1バース(コンテナ)

北港南地区 水深15m 岸壁1バース(コンテナ)

南港地区 水深14m 岸壁1バース(コンテナ)

水深8.5m 岸壁1バース(フェリー)

水深7.5m 岸壁1バース(フェリー)

水深7.5m 岸壁3バース(内2バース既設)

此花地区 水深7.5m 岸壁4バース

港地区 水深10m 岸壁2バース

大正地区 水深10m 岸壁1バース

 

連絡先 : 大阪市港湾局企画振興部振興課 06-572-5121

資料 : 「大阪港整備事業 平成9年度」 大阪市港湾局

 

 

 

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