?一般細菌およびATP
表?.4.3-5および図?.4.3-5には、装置稼働による一般細菌およびATPの変化を示した。
一般細菌では、大阪南港は装置稼働後に減少しているが、鹿島港では反対に増加している。
ATPでは、装置稼働前と稼働1時間後ではほとんど変化ないが、24時間後には両港湾ともに減少している。
以上のことから、一般細菌とATP(全細菌数の指標)は、装置稼働によって何らかのダメージを受けている可能性はあるが、決定的なものではなく、動植物プランクトンと同様に一部に限られたものであると考えられる。
したがって、これら項目のオゾンによるダメージの評価も、装置稼働による各データを対照として、オゾン注入の各データと比較することとした。